“新星”白石、男子200自己新で2位「まだまだ出せる」

[ 2019年5月4日 05:30 ]

陸上 静岡国際 ( 2019年5月3日    静岡スタジアム )

男子200メートル、20秒68のタイムを出した白石(右)=撮影・小海途 良幹
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 男子200メートルは出雲陸上、織田記念国際の100メートルを制した白石黄良々(22=セレスポ)が、自己ベストの20秒68で日本人トップの2位。男子走り高跳びは衛藤昂(28=味の素AGF)が自己記録タイの2メートル30でドーハ世界選手権(9月)の参加標準記録を突破した。

 22歳の新星、白石が200メートルでも勝負強さを発揮した。カーブのきつい2レーンでコーナーから加速して逃げ切り。これまでは100メートルの練習が中心で「どうやって調整しようか考えながら当日を迎えた」という中、自己記録を0秒20更新した。

 鹿児島・出水商高、大東大時代は無名で、全国入賞は昨年の福井国体100メートルの6位が最高。急成長の要因を「ケガなく冬季練習を積めて、課題を一つ一つクリアできたから」と分析する。来月の世界リレー代表にも選ばれており「良い流れで来ている。まだまだ(記録は)出せるので、納得はしていない」と上を見据えた。

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2019年5月4日のニュース