22日のフリーへ紀平が猛烈リハ　転倒からのトリプルアクセル“7連続着氷”

フィギュアスケート世界選手権第2日 （ 2019年3月21日    さいたまスーパーアリーナ ）

＜世界フィギュア女子練習＞練習を行う紀平梨花（撮影・長久保　豊）
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　20日の女子ショートプログラム（SP）で7位出遅れをした紀平梨花（16＝関大KFSC）が練習リンクでの公式練習に臨んだ。前日失敗した大技トリプルアクセル（3回転半ジャンプ）を合計11度着氷した。

　フリー曲をかけた滑りでは、ジャンプのミスだけでなく、氷に足を引っかけたようで、まさかの転倒する場面があった。しかし、曲かけ終了後から猛スパート。トリプルアクセルを4連続できれいに着氷。ほかのジャンプを挟みながら、その後3度、大技をきれいに降りた。トリプルアクセルだけに限れば、7連続着氷という圧巻の練習だった。

　この組で唯一本番の衣装をまとって滑った。首位ザギトワ（ロシア）とは11・18点差の大差だが、反撃の準備は整ったようだ。
　女子フリーは22日にある。紀平の登場は午後8時22分。