羽生結弦、復帰戦SPは3位発進 宇野は6位、チェン圧巻演技で首位 フィギュア世界選手権

[ 2019年3月21日 20:57 ]

フィギュアスケート世界選手権第2日 ( 2019年3月21日    さいたまスーパーアリーナ )

<世界フィギュア男子SP>冒頭の4回転ループは抜けてしまうがリンクに戻ってきた喜びを表現するような羽生結弦の演技(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケートの世界選手権は21日、男子ショートプログラム(SP)が行われ、五輪連覇で3度目の世界選手権制覇を狙う羽生結弦(ANA)は94・87点で3位発進。首位のネーサン・チェン(19=米国)と12・53点差でフリーに臨むことになった。

 右足首を痛めながら演技した昨年11月17日のロシア杯フリー以来、王者が124日ぶりに勝負のリンクに立った。「秋によせて」を流しての滑走。羽生が冒頭の4回転サルコーは抜けて2回転になってしまったが、その後のトリプルアクセルはきっちり着氷。トーループの4―3回転も決めた。鮮やかなスピン、ステップに満員の観衆から拍手が送られた。

 宇野昌磨(21=トヨタ自動車)は91・40点、田中刑事(24=倉敷芸術科学大大学院)は78・76点、ネーサン・チェンが完璧演技で107・40点をマークして首位、ジェーソン・ブラウン(
24=米国)が自己ベストを更新する96・81点で2位に付けた。

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