東京五輪 桜トーチで聖火リレー 仮設住宅の廃材使用

[ 2019年3月21日 05:30 ]

東京五輪の聖火リレーのトーチをお披露目する野村忠宏氏(撮影・高橋 雄二)
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 20年東京五輪・パラリンピック組織委員会は20日、五輪の聖火が日本に到着する1年前を記念して聖火リレーで使うトーチを発表した。長さ71センチ、重さ1・2キロのトーチは上から見ると桜の花の形で、色も「桜ゴールド」。素材のアルミニウムの約30%は東日本大震災被災地の仮設住宅の廃材を再利用し、復興への願いを込めた。

 聖火リレーの公式アンバサダーには柔道五輪3連覇の野村忠宏氏や女優の石原さとみらが選ばれ、元競泳選手の母・八詠子さん(旧姓岡田)が64年東京大会と04年アテネ大会で聖火ランナーを務めた野村氏は都内で開かれた発表会見に出席。トーチを手に「体が震えた。多くの人に走っていただき、達成感や喜びを経験してほしい」と話した。

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