親日家ブラウンが2位「自信を持てるようになった」羽生効果で躍進

[ 2019年3月21日 22:28 ]

フィギュアスケート世界選手権第2日 ( 2019年3月21日    さいたまスーパーアリーナ )

<世界フィギュア・男子SP>演技を終え笑顔を見せるジェイソン・ブラウン(撮影・小海途 良幹)
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 男子ショートプログラム(SP)が行われ、ジェーソン・ブラウン(米国)は、96・81点で2位発進となった。4回転ジャンプは跳ばないが、ジャンプを全て成功し、スピンとステップも全て最高難度のレベル4。表現力が評価される5項目の演技点でも、羽生結弦の46・71点に迫る46・15点と高評価を得た。「満足している。できるだけ安定感を持ってできるように努力してきた」と喜んだ。

 親日家で知られる24歳。今季から拠点をカナダ・トロントに移し、羽生と同じブライアン・オーサー・コーチに師事する。「今季はユヅとトレーニングできる環境に恵まれ、彼のおかげで邁進している。(羽生からの)励みの言葉で自信を持てるようになった」。チェン、羽生とともに出席したSP上位3人の会見。「ユヅと一緒にここにいられるのは夢以上のこと」と笑みを浮かべていた。

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