川内 ボストンマラソン母と走る、前年優勝者が異例エントリー

[ 2019年3月21日 05:45 ]

川内の母・美加さん
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 4月からプロ転向する男子マラソンの川内優輝(32=埼玉県庁)がボストンマラソン(4月15日、米マサチューセッツ州)に母の美加さん(54)と出場することが20日までに分かった。前年優勝者が翌年のレースに母子で参加するのは100年以上の歴史を持つボストンマラソンでも異例だという。

 美加さんも川内同様にフルマラソンの部にエントリー。美加さんは陸上部出身で、レース経験も豊富。過去には「サブ4(4時間以内)」も何度も達成しているランナーで、ゲストランナーとして出場した先月の愛媛マラソンは3時間40分23秒で完走していた。

 川内は前回大会で低温に加えて雨風が強まるという悪条件の中で、日本男子として瀬古利彦以来、31年ぶりの優勝を飾り話題をさらった。今年のボストンマラソンはプロ選手に転向してから出場する最初の主要大会として注目を集めるだけでなく、“母子レース”でも大会の目玉となりそうだ。

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2019年3月21日のニュース