「FISEワールドシリーズ広島」池田大亮、Shigekixら出場

[ 2019年3月21日 14:12 ]

 アーバン(都市型)スポーツの世界大会「FISEワールドシリーズ広島2019」(4月19~21日)の一部出場選手が21日、発表された。広島でのFISE開催は約8万6000人が来場した昨年に続いて2年連続。東京・渋谷で開かれたイベントには2020年東京五輪が期待されるスケートボードの池田大亮、24年パリ五輪の追加種目候補に選ばれたブレークダンスのShigekix(本名・半井重幸)をはじめ、東京五輪で初採用されるBMXフリースタイル・パークの大池水杜(みなと)、同フラットランドの片桐光紗季、ボルダリングの杉村紗恵子、パルクールのZEN、アグレッシブインラインの安床武士が出席した。

 今季から世界最高峰のスケートボードツアー、SLSに参戦する18歳の池田は「昨年優勝しているので今年は2連覇」と目標を掲げ、昨年のユース五輪(ブエノスアイレス)で男子銅メダルに輝いた16歳のShigekixは「昨年は日本人だけの出場で初代王者になったけど、今年は海外から選手が来て一気にレベルが上がる。日本の強さを見せて優勝したい」と意気込んだ。

 イベントでは日本アーバンスポーツ支援協議会会長を務める、国際オリンピック委員会(IOC)委員の渡辺守成・国際体操連盟会長があいさつ。「組織委員会は今年の(集客)目標を10万人としているが、僕の目標は20万人」とぶち上げ、「FISEをスポーツ史上最も観客を集める大会にしたい。いずれは渋谷のスクランブル交差点でやって、109をボルダリングで登っていきたい。いつか渋谷をジャクする」と仰天構想を披露した。

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2019年3月21日のニュース