田中刑事は7位も4回転サルコー2本成功、フリー今季自己最高点に手応え

[ 2019年2月10日 16:33 ]

<四大陸選手権男子フリー>細かなミスはあったものの手応えのある演技を見せた田中刑事(撮影・長久保 豊)
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 欧州をのぞく国と地域で争うフィギュアスケートの四大陸選手権男子フリーが9日、米国カリフォルニア州アナハイムであり、ショートプログラム(SP)7位の田中刑事(24=倉敷芸術科学大大学院)は合計251・54点で7位だった。

 4回転サルコーを2本成功させ、フリー今季自己最高167・61点を出した。3位だった昨年12月の全日本選手権で演技の手応えをつかんでおり、「全日本の感覚を1回再現できた」と明るい表情を見せた。

 終盤は疲労の色が表情に出ていた。跳ぶ位置を組み替えた3連続ジャンプは、3本目で壁にぶつかりそうになった。3回転フリップが2回転になるミスもあり、「ジャンプがまだ一つ抜けている」と、3月の世界選手権への課題を口にした。

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