世界王者・一二三、まさかの初戦敗退「もう負けは許されない」

[ 2019年2月10日 05:30 ]

柔道 グランドスラム(GS)パリ大会第1日 ( 2019年2月9日    フランス・パリ )

男子66キロ級で初戦敗退し、肩を落とす阿部一二三
Photo By 共同

 9日、男女計7階級が行われ、男子は66キロ級で世界選手権を2連覇している世界ランキング1位の阿部一二三(日体大)が初戦の2回戦で同20位のマヌエル・ロンバルド(イタリア)に一本負けし、敗退する波乱があった。

 阿部は「思っていた以上に相手が研究してきて、自分の技が全然かからなかった。もう負けは許されない。もっと強くならないといけない」と話した。73キロ級では立川新(東海大)が2回戦で敗退した。女子は48キロ級の遠藤宏美(ALSOK)が3回戦敗退。GSパリ大会は今年最初の主要国際大会で、世界選手権東京大会(8〜9月)代表選考会の一つ。今大会から20年東京五輪代表争いが本格化する。

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2019年2月10日のニュース