W杯盛り上げへ「京都ラグビー43会」が発足 発起人の芝田智彦氏「素晴らしいつながりが生まれました」

[ 2019年2月10日 18:45 ]

43会パーティー
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 日本で9月に開催されるラグビーワールドカップを盛り上げようと「京都ラグビー43会」が発足し、初の会合が9日に京都市内で開かれた。

 京都の高校でラグビーを通じ友情を深めたメンバーは、全員が昭和43年度生まれ。人生100年と言われる時代に、節目の50歳を迎えることもきっかけだった。

 この日、集まったのは鴨沂(おうき)、亀岡、京都商(現京都学園)向陽、嵯峨野、同志社、塔南、京都農芸、花園、日吉ケ丘、東山、伏見工(現京都工学院)、山城、洛西、洛北高のOB、OG69人。下鴨神社境内にある「ラグビー神社」を参拝し、その後は河原町で懇親会を開催した。

 当然、初めて会話するメンバーもいるだけに最初は遠慮した雰囲気もあったが、そこをラグビー仲間だけに、酒を酌み交わせば自然と打ち解けはじめた。まるで高校時代にタイムスリップしたかのように昔話にも花が咲いた。発起人の芝田智彦氏(伏見工OB)は「まさにラグビーのノーサイドのような高校の垣根を越えた素晴らしいつながりが生まれました」と会の成功を喜んだ。元日本代表プロップとして活躍した中村直人氏(元サントリー・洛北OB)も大いに場を盛り上げた。

 活動は始まったばかり。「楕円(だえん)球がつないでくれたこの出会いに感謝するとともに、日本ラグビーがますます盛り上がってくれることを、これからも応援していきたい」。芝田氏を中心に「43会」の輪はもっともっと広がっていく。

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2019年2月10日のニュース