白岩優奈 22年北京五輪に向け活動費用の一部をクラウドファンディングで募集

[ 2018年11月15日 16:20 ]

白岩優奈
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 フィギュアスケート女子の白岩優奈(16=関大KFSC)が、2022年の北京五輪を目指すため、活動費用の一部をクラウドファンディングで集めていることが分かった。

 白岩は昨季にシニアに転向し、日本スケート連盟のフィギュアスケート強化選手として活動。今季はグランプリ(GP)シリーズ第3戦ヘルシンキ大会で4位の成績を残している。また、16日から開催の第5戦・ロシア杯にもケガで欠場した樋口新葉の代わりに出場する。

 白岩は北京五輪出場に向けて3回転だけでなく4回転ジャンプの練習も行っていると明かし、表現力をつけるためにバレエやダンスを習っているという。だが、問題は資金の壁。「ACT NOW」というクラウドファンディングサイトで「北京オリンピックでスケートの素晴らしさを届けたい!」とし、「遠征費用などと合わせて年間活動費用として約600万円が必要です。個人では資金調達に限界があり、フィギュアスケートを思うように続けられない状況です。私も皆さんに感動してもらえるフィギュアスケートを頑張りますので、ぜひともご支援をお願いします」と400万円をクラウドファウンディング集めたいとつづっている。

 サイトには1シーズンの必要経費610万円の内訳も記されており、振り付け、衣装代で100万円、氷上・表現レッスン代で150万円、海外強化合宿で150万円などと記されている。

 クラウドファンディングで支援してくれた人には、その金額に応じてお礼メール、サイン入りポストカード、オリジナルクリアファイル、タオルなども用意。期限は1月15日までとなっているが、すでに1日は181人(のべ192口)で約100万円の支援が集まっている。

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2018年11月15日のニュース