レイカーズのジェームズが今季自己最多の44得点 歴代得点記録の5位に浮上 チームは4連勝

[ 2018年11月15日 15:57 ]

通算得点記録で5位に浮上しチャンドラーと抱き合ってマギーとハイタッチを交わすジェームズ(AP)
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 NBAは14日に各地で11試合を行い、レイカーズは地元ロサンゼルスでトレイルブレイザーズを126―117(前半59―55)で下して8勝6敗。レブロン・ジェームズ(33)が36分の出場でフィールドゴール(FG)を19本中13本(うち3点シュートは6本中5本)、フリースローを15本中13本成功させて今季自己最多の44得点と10リバウンド、9アシストをたたき出し、チームは4連勝を飾った。

 NBA16季目を迎えているジェームズの通算得点は3万1425(1157試合)となり、ウィルト・チェンバレン(元ウォリアーズほか=3万1419得点、1045試合)を抜いて歴代5位に浮上。同4位のマイケル・ジョーダン(元ブルズほか=3万2292得点、1072試合)との差は「867」で、故障さえなければ今季中にさらに順位をひとつ上げる可能性がある。

 なお通算得点部門の歴代1位はカリーム・アブドゥルジャバー(元レイカーズほか=3万8387得点、1560試合)で、2位はカール・マローン(元ジャズほか=3万6928得点、1476試合)。コービー・ブライアント(元レイカーズ=3万3643得点、1346試合)が3位で、ジェームズは今季すでに順位を2つアップさせている。

 レイカーズに敗れたトレイルブレイザーズは10勝4敗。ダミアン・リラード(28)が31得点、8リバウンド、11アシストを稼いだが、チームの連勝は4で止まってこのカードは今季1勝2敗となった。

 ティンバーウルブスから76ersにトレードで移籍したジミー・バトラー(29)は敵地オーランドでのマジック戦で新天地初戦を迎えたが、チームは106―111(前半52―53)で敗れて9勝7敗。バトラーは33分出場して14得点を挙げたものの、勝負どころの第4Qで76ersは19―35と失速した。

 マジックは7勝8敗。センターのニコラ・ブーチェビッチ(28)が30得点を稼ぎ、同点で迎えた残り8・7秒にテレンス・ロス(27)が3点シュートを成功させてこれが決勝点となった。

 ピストンズはリーグ全体で首位に立っているラプターズを敵地トロントで106―104(前半53―65)で振り切って7勝6敗。最大19点差をはねのけての白星で、昨季までラプターズに在籍し、年間最優秀監督に選ばれながらチームを追われたドウェイン・ケイシー監督(61)は古巣相手に会心の勝利をものにした。

 ラプターズは12勝3敗でホームでは今季2敗目。カワイ・レナード(27)が26得点を記録したが、このカードでの連勝は6で止まった。

 <その他の結果>

*ウィザーズ(5勝9敗)119―95キャバリアーズ(2勝12敗)

*セルティクス(8勝6敗)111―82ブルズ(4勝11敗)

ヒート(6勝8敗)120―107*ネッツ(6勝9敗)

グリズリーズ(8勝5敗)116―113*バックス(10勝4敗)

*ティンバーウルブス(6勝9敗)107―100ペリカンズ(7勝7敗)

*サンダー(9勝5敗)128―103ニックス(4勝11敗)

*マーベリクス(6勝8敗)118―68ジャズ(7勝7敗)

*サンズ(3勝11敗)116―96スパーズ(7勝6敗)

 *はホームチーム

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