松田 ロシア杯後に右足首手術へ「治すのが最優先」

[ 2018年11月15日 23:13 ]

SPに向け練習する松田悠良(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのGPシリーズ第5戦ロシア杯に出場する女子の選手が15日、モスクワの会場で公式練習に臨んだ。

 6月に右足首を負傷した松田悠良(中京大)は、練習中にジャンプを跳ぶことはなかった。3回転ルッツのトーがつけず、ステップでも腱脱臼してしまうという。「ケガした時点で手術しなければダメと言われていた。それでもGPシリーズに出ると自分で決めた。手術はこの試合が終わったらしようと考えている」と神妙に明かした。12月には全日本選手権(大阪)も控えるが「今は足を治すのがこれからのスケート人生にとって最優先」と語った。

 11位だった10月のスケートカナダ以降はジャンプの練習ができず、フリーの曲もかけていない。それでも「簡単に諦めてしまったら、今まで頑張ってきた自分がかわいそう。ギリギリまで粘ってみようと思った」と心を奮い立たせてきた。「せっかく頑張ってきたので、楽しんで滑りたい」。自分自身との勝負に勝つ。

 女子ショートプログラムは16日、フリーは17日に行われる。

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