有村智恵 65で単独首位発進「自分のできる最大限のゴルフできた」

[ 2018年11月15日 22:28 ]

女子ゴルフ 大王製紙エリエールレディース第1日 ( 2018年11月15日    愛媛県松山市 エリエールゴルフクラブ松山=6525ヤード、パー72 )

<エリエールレディス第1日>最終ホールの9番、バーディーパットを決めた有村智恵は7アンダーの単独首位に立ち、ギャラリーの声援に応える(撮影・井垣 忠夫)
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 8月のサマンサタバサレディースで6年ぶりの復活Vを果たした有村智恵がツアー通算15勝目へ好スタートを切った。後半の2番では残り145ヤードの第2打(8I)がカップインしてイーグルを奪うなど65の快スコアをマークし、7アンダーで単独首位に立った。復活賞金シードが掛かった昨年のこの大会は42位。結局、賞金ランクは58位に終わり、その後、ツアー予選会に回った。地獄から天国。優勝争いを楽しんでいる。

 ――2番ホールのイーグルは。

 有村 ピン方向に向かっていって、入るかなと思っていたら、ギャラリーの方が「入った」って言ってくれて分かりました。

 ――初日のゴルフには満足。

 有村 今、自分のできる最大限のゴルフができたと実感していて、最後まで集中力が途切れることなく上がりも連続バーディーで終われたので良かったと思います。

 ――昨年とは違う立場でのこの大会です。

 有村 そうですね。気持ち的なところなのか状態も去年までとはかなり違っていて、去年はティーショットとかも飛距離が出てなかったし、感触も良くなくて、ビクビクしながらスコアをまとめていかなきゃというゴルフだったんですけど、今年は自分の感触自体もいいので、今年の(コース)セッティングを考えたら、20アンダー近くの目標設定でいかなければ優勝はできないという気持ちで練習もできていました。気持ちも状態も去年と比べたらかなりいいなという風に思います。

 ――コースは違いますが、この大会にはいいイメージが。

 有村 そうですね。香川(2009年エリエールGC)では優勝して、まだ、その時のベストスコアは更新してないので、愛媛でもベストスコアを出せればいいなと思ってます。トータルでは20アンダー(2009年当時は3日間競技)、1日では10アンダー(2009年第2ラウンド)だったと思います。

 ――いい感触での残り2試合です。

 有村 そうですね。すごく自信を持ってやることができているなと思います。

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