大里桃子 我慢のゴルフで32位発進「ショットは悪くない。無理せずいけたら」

[ 2018年11月15日 22:51 ]

女子ゴルフ 大王製紙エリエールレディース第1日 ( 2018年11月15日    愛媛県松山市 エリエールゴルフクラブ松山=6525ヤード、パー72 )

<エリエールレディス第1日>9番、バーディーパットがショートする大里桃子(撮影・井垣 忠夫)
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 賞金シードボーダーラインの賞金ランク50位にいる“黄金世代”大里桃子(20=フリー)は我慢のゴルフで2バーディー、1ボギーの71をマークし、1アンダー、32位と無難なスタートを切った。ルーキーイヤーの今年は8月のCATレディースで念願のツアー初優勝を成し遂げたが、その一方で33試合中17試合で予選落ちと経験不足も露呈した。今秋、クラブを一新するなど来季を見据えた戦いの中、初の賞金シード獲得はなるか。

 ――初日の滑り出しとしては。

 大里 まあまあかなと思います。初日はいつも悪いので。

 ――予選2日間は同じ黄金世代の小祝さくらさん、原英莉花さんと同組です。

 大里 回り易かったです。いっしょにしゃべれるし。英莉花ちゃんとは洋服の話とか、契約がいっしょなので。さくらちゃんとはオフの話とかをしてました。

 ――小祝さんは途中4アンダーまでスコアを伸ばしながら1アンダー、原さんは4オーバー、三者三様の大会初日でした。その中でずっと我慢のゴルフを続けていました。

 大里 バーディーチャンスらしいバーディーチャンスもないし、パーを取るので精いっぱいで。後半のロング(5番)でやっとバーディーが来て流れができて。もう一つのバーディーも長いのが入ってくれたのでラッキーかなという感じです。7番で下りの8メートルくらいが入りました。

 ――ツアー優勝の資格で来年一年間の出場権はありますが、賞金シードについては。

 大里 そこを考えすぎると、プレーに影響してしまうかなと思うので、気楽に回った方がいいかなと思います。

 ――9月の日本女子オープンから5週連続の予選落ちもありました。

 大里 内容的には悪くなかったんですけど、クラブを替えたのもあって、若干のズレが生じていてそれを修正できなくて。

 ――それは来季を見据えて。

 大里 そうですね。

 ――残り3日間は。

 大里 パーを積み重ねていって、バーディーチャンスを逃さずに取っていけたらいいかなって感じです。ショットは悪くないので無理せずにいけたらいいなと思ってます。

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