萩野公介 今季初戦で2種目優勝「全体的なサイクルはよくなっている」

[ 2018年10月20日 16:48 ]

東京都秋季水泳競技大会 ( 2018年10月20日    東京・辰巳国際水泳場 )

東京都秋季水泳競技大会に出場した萩野
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 短水路(25メートルプール)で争う東京都秋季水泳競技大会が20日、辰巳国際水泳場で開催され、萩野公介(24=ブリヂストン)が今季初戦に臨んだ。100メートル背泳ぎと100メートルバタフライに出場し、51秒56と51秒18のタイムでともに優勝。2日前にウエートトレーニングをしており、筋肉痛が残る状態だっただけに「タイムはもう少し速ければ良かったですけど、練習をガンガンやっている中なので、そこまで気にしていない。むしろ良い方に入るのではないかと思う」と振り返った。

 16年9月に痛みと違和感を抱えていた右肘を手術。その後は満足いく結果が残せていない。肘の状態については「微妙です」と説明。「完全に良い状態ではないのか?」との質問に「そうですね」と返した。それでも悲観はしておらず「肘だけではなくて、力んで(体の)バランスが悪くなっていたので、そういうところも含めて1から見直して自分の泳ぎに生かしたい。全体的なサイクルはよくなっている。20年(東京五輪)に向けてやることは決まっている。肘云々よりも全体的な体の使い方の中で肘とうまく付き合っていきたい」と前を向いた。

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2018年10月20日のニュース