グリズリーズはホーム開幕戦で白星 王者ウォリアーズは劇的な逆転勝利

[ 2018年10月20日 16:09 ]

先発して活躍したグリズリーズのギャレット(AP)
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 渡辺雄太(23)がマイナーとの2―WAY契約を交わしているグリズリーズは19日、地元メンフィス(テネシー州)でホークスとのホーム開幕戦に臨み、131―117(前半77―61)で勝利。敵地インディアナポリス(インディアナ州)で行われた18日のペイサーズ戦では28点差で大敗したが、今季2戦目で初白星を挙げた。

 グリズリーズでは新加入のシューティングガード、ギャレット・テンプル(31)が先発して34分出場し、3点シュートを6本中5本成功させて両軍最多の30得点をマーク。渡辺と同じルーキーで、ドラフト全体4番目に指名されたフォワードのジャレット・ジャクソンJR(19=2メートル11、110キロ、ミシガン州立大出身)は28分の出場で24得点と7リバウンドを稼ぎ、3点シュートも2本成功させた。

 ホークスは2戦2敗。ドラフト全体5番目に指名されたポイントガード、トレイ・ヤング(20=1メートル88、82キロ、オクラホマ大出身)は20得点、9アシスト、21季目を迎えたビンス・カーター(41)は20分の出場で10得点を稼いだが、第3Q終了時点で24点差をつけられて勝機はつかめなかった。

 ファイナル3連覇を目指すウォリアーズは敵地ソルトレイクシティー(ユタ州)でジャズと対戦。第2Qでチーム・ワースト記録に並ぶ47点(37―47)を許し、第3Qの9分24秒にはこの試合で最大となる16点差(82―98)をつけられた。

 しかし第4Qに反撃。122―123で迎えた残り6・1秒からのプレーでは、この日38得点を挙げたケビン・デュラント(30)が正面からのジャンプシュートを外したものの、昨季ジャズに在籍していたスウェーデン出身のフォワード、ヨナス・エレブコ(31)が残り0・3秒、リングからこぼれたボールを右手で押し込んでこれが決勝点となった。

 124―123(前半69―81)で接戦を制したウォリアーズは17日の開幕戦(対サンダー=〇108―100)を含めて2戦2勝。開幕戦で32得点をマークしたステフィン・カリー(30)はこの日も31得点を記録した。

 ジャズ(1勝1敗)は3点シュートを46本中19本成功。第2Qだけで16本中10本を決め、前半の80点はチーム新記録となった。オーストラリア出身のフォワード、ジョー・イングルス(31)は7本の3点シュートなどで27点。しかしジャズからFAとなったエレブコに最後は足元をすくわれた。

 <その他の結果>

ホーネッツ(1勝1敗)120―88*マジック(1勝1敗)

*ネッツ(1勝1敗)107―105ニックス(1勝1敗)

*ペリカンズ(2勝)149―129キングス(2敗)

*ラプターズ(2勝)113―101セルティクス(1勝1敗)

*ティンバーウルブス(1勝1敗)131―123キャバリアーズ(2敗)

*バックス(2勝)118―101ペイサーズ(1勝1敗)

*クリッパーズ(1勝1敗)108―92サンダー(2敗)

 *はホームチーム

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