菊地絵理香 一気に単独2位に「納得のいくいいゴルフ」

[ 2018年10月20日 19:00 ]

NOBUTA GROUP マスターズGCレディース第3日 ( 2018年10月20日    兵庫県三木市のマスターズゴルフ倶楽部 6528ヤード、パー72 )

16番、コスモスのティーからティーショットを放つ菊地絵理香は9アンダーの2位浮上(撮影・井垣 忠夫)
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 首位に6打差の17位からスタートした菊地絵理香(30=オンワードホールディングス)は1イーグル、4バーディー、1ボギーの3日目のベストスコア67をマークし、首位に5打差の通算9アンダー、単独2位まで一気に順位を上げた。今季は2位が3回と未勝利。昨年3月のTポイントレディースに続くツアー通算4勝目へ首位を独走するのは賞金ランクでも首位を走る韓国のアン・ソンジュ(31)。最終日は猛チャージが必要になる。

  ――67は3日目のベストスコアです。

 菊地 風が強かったけど、初日、2日目に引き続き、ショットの感触が良かったので。パッティングもショートパットは良くないけど、ミドルパットが初日から入ってて。納得のいくいいゴルフだったと思います。

 ――13番パー4(391ヤード)のイーグルは。

 菊地 セカンドは9アイアン。残りは133ヤードでした。

 ――先週は欠場。最近は3勤1休のペースです。

 菊地 (今シーズンの)最初からです。

 ――休みの週はどんな過ごし方を。

 菊地 ずっと家にいました。トレーニングは2、3回行って、練習も2、3回やって、あとは基本ゆっくりしてました。掃除とか、録り溜めしたテレビを観たりとか、そんな感じですね。基本は月曜から全部のドラマ観てるので。とりあえず第1回は全部観てて、面白そうなのは2回目も観ようかなって。

 ――今季は勝てそうで勝てない試合がいくつかありました。

 菊地 そうですね。でも最終日に伸ばしきれなかったりするので、そこが課題かなと思ってます。

 ――ショットの感触が良くなったきっかけは。

 菊地 ちょっとタイミングをつかんで。それが今、馴染んでる感じなので。それを続けられると、もう少し安定するかなと思います。

 ――誰かのアドバイスですか。

 菊地 いえ、他のプロのを見ていて「あそこのタイミングがいいかな」と思ってやったら良くなって。

 ――3週前の日本女子オープンでは悔しい思いをしました。世界ランク上位の選手のプレーを間近で見て何か収穫は。

 菊地 やはり彼女(優勝したユ・ソヨン)はショットがうまいのはもちろんなんですけど、ショートゲームがもの凄く上手だったので、そこはもっと詰めなきゃいけないなと思いました。そういう部分もしっかりしてると、相手に絶対にスキを与えない。やっぱりショートゲームは大事ですね。

 ――悔しさは。

 菊地 出し切った感じはあるので。ただ技量の差が出ただけと思っているので、そこを少しずつでも詰めていければ、また、チャンスはあるかなと思います。

 ――昨年までこの大会での60台は1度だけでした。いきなりこのスコアが出た要因は。

 菊地 ショットがいいかなっていうのはあります。あと、なぜか、左ラフが全部浅いんですよね。なので(ドローが持ち球の私には)そこはラッキーかなと思ってるんですよね。去年より右と左の差が激しくて、左がほぼOKになっているのでやりやすいです。

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