原英莉花 12位に後退「戦えてないなと思いました」

[ 2018年10月20日 17:53 ]

NOBUTA GROUP マスターズGCレディース第3日 ( 2018年10月20日    兵庫県三木市のマスターズゴルフ倶楽部 6528ヤード、パー72  )

8番、ティーショットを放ち打球を見つめる原英莉花(撮影・沢田 明徳)
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 首位に1打差の2位からスタートした原英莉花(19)は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの76と大きくスコアを崩し、通算5アンダーの12位に後退。8番では17メートルから4パットしてダブルボギーを叩くなど、賞金ランク首位を走るアン・ソンジュ(31=韓国)と同組での首位争いに平常心を失ってしまった。

 原 ぼんやりしながら。何かこう、まだ、この争いというのか、意識してんのか、何か、うまくいかなくなる。自分でもちょっとスイングの感じとか、考えてることとか、やりたいことと頭がチグハグだったりして、ミスを大きくしてしまって……。戦えてないなと思いました。その点、ソンジュさんのプレーは確実で……何か背中が遠く見えました。私ももっと考え方変えてやっていけたらいっしょに戦えるようになるかな。まあ、また、あしたあるんで。気持ちを新たにして、落ち込まずに頑張りたいと思います。

 ――8番のダブルボギー以降はゴルフが安定してきたようにも見えましたが。

 原 ハッとしました。何やってんだろうみたいな。考えすぎて見えなくなってるところもあって。しっかり決めて打とうという風に心を変えて頑張りましたけど。16番でいいバーディーチャンスが来て入れてやろうと思って3パットしちゃったりとか、やっぱり欲をかくと良くないなという風に思ったんですけど、でもやっぱりゴルファーとして欲はずっと持ち続けてたいので、そこをうまくスコアにつなげられるような欲を出していきたいですね。

 ――優勝争いからは大きく後退したとはいえ、この順位を維持すれば、来季のシード権が見えてきます。

 原 きょうオーバーしてしまった分、バーディーを取って少しでも上に行けるように頑張りたいです。

 ――あらためてアン・ソンジュさんの凄いところは。

 原 パーパットの集中力。不安のなさそうな感じですね。全部パーパット入ってましたよ。際どそうなところも。自分を分かってるっていうか。ゴルフが簡単そうに見えました。フェアウエーキープもしてて風との戦いも凄く上手でした。間近で見て学べて良かったです。初めて回らせていただきました。朝から楽しみでした。自分も食らいついていきたかったんですけど、全然、ダメでしたね。歯が立ちませんでした。

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2018年10月20日のニュース