小平 女子500今季初レース制し「合格点」、悠々と37秒台

[ 2018年10月20日 05:30 ]

スピードスケート ジャパンカップ第1戦◇ ( 2018年10月19日    長野市エムウエーブ )

ジャパンカップ第1戦女子500メートル 37秒78で優勝した小平
Photo By 共同

 開幕し、女子500メートルは平昌五輪覇者の小平奈緒(相沢病院)が37秒78で今季初レースを制した。高木美帆(日体大助手)が37秒97で2位。男子500メートルは羽賀亮平(日本電産サンキョー)が34秒71の好記録で1位となった。女子3000メートルは小野寺優奈(高崎健康福祉大)が1位。五輪の団体追い抜き優勝メンバーの佐藤綾乃(高崎健康福祉大)と高木菜那(日本電産サンキョー)は後半にスピードを緩め7位と23位だった。

 金メダリストとなって迎える新たなシーズンで女子500メートルの小平は、26日開幕の全日本距離別選手権に向けた試運転として、今季初の公式戦に臨んだ。現段階では及第点の記録で滑り「まずまず合格点」と穏やかに語った。「筋肉の張りはレースモードからほど遠い」という状態ながら悠々と37秒台をマークし、第一人者の地力が衰えていないことを感じさせた。「あまり最初からがつがついっても息切れする」と、精神的にも余裕を持ってシーズンに入る。

続きを表示

この記事のフォト

2018年10月20日のニュース