マラソン 日本記録の大迫「ルーティンとかは特になくて、つくらないことがルーティン」

[ 2018年10月20日 17:21 ]

トークショーで質問に答える大迫
Photo By スポニチ

 シカゴマラソン(7日)で日本記録を樹立した大迫傑(27=ナイキ)が20日、埼玉県内で行われたトークショーに出席。約100人の観客を前に「ゴール後には子どもからおめでとうと言われた。合宿で離れていたので喜びは強かった」と快挙を振り返った。オフの過ごし方も話題に上り「都内で買い物をするとき、近距離で急いでいたらフォームも気にしながら小走りになります」と話し笑いを誘っていた。

 契約する生命保険会社のイベントということもあり、カラダとココロの健康というテーマでもトークを展開。食については「米国では日本の食材も入手できるが魚の種類が少ない」と苦労話も語っていた。レース前のメンタルコントロールは瞑想(めいそう)だといい「静かな薄暗いところで座るくらいですね。ルーティンとかは特になくて、(ルーティンを)つくらないことがルーティン」と話していた。 

 観客からの質問コーナーも設けられ、「好きな言葉は?」との質問に「特にないですね…。でも頑張れは嫌い。頑張っているので(笑い)」と大迫らしい表現で答えていた。陸上部の生徒からは「けがしないようにするにはどうすればいいのか」と聞かれると「日頃のストレッチが大事。あとはしっかりお風呂につかる。お風呂は40度くらい、5分もつかれば良いんじゃないですか?」と丁寧に教えていた。

続きを表示

2018年10月20日のニュース