久保氏 生き残りを懸けて…来年4月に主審10〜12人が発表される見通し 

[ 2018年5月8日 05:30 ]

W杯で主審を目指す久保さん
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 ラグビー界が95年にプロを容認して以降、審判のプロ化も進んだ。W杯はかつて、各国協会が自国審判を推薦し、その中から主審が選出されるシステムだったが2000年、当時の国際ラグビー評議会(IRB、現WR)はパネルレフェリー制度を導入。03年大会以降は、ここからさらに実力が認められたわずかな審判だけがW杯審判に選出されている。

 16年10月に決まった現在のパネルレフェリーは28人。そのうち日本人は久保氏1人だけで、ティア2(競技レベルの第2集団)国では唯一の選出となっている。15年大会の主審12人の出身はフランス、イングランド、南アフリカなど7カ国(協会)のみ。強豪のオーストラリアやスコットランドからも選出されておらず、W杯主審への道の険しさがうかがえる。

 来年4月に発表される見込みの19年大会審判団も、主審は10〜12人に絞られる公算が高い。日本ラグビー協会の岸川剛之審判委員長は「人数を絞れば、それだけ高いレベルを保てる」とWRの意図を推察する。選出への絶対条件は「秋のテストマッチにアサイン(選出)されるかどうか」だと言う。審判の絞り込みも最終段階。久保氏も生き残りを懸けて戦っている。

 ◆日本人99年が最後◆日本人審判でW杯の舞台に立ったのは、過去8大会で3人。91年の第2回イングランド大会で八木宏器氏がアシスタントレフェリー(AR)として3試合でタッチジャッジを務めたのが最初。95年の南アフリカ大会は最多23人の主審が選出された大会で、斎藤直樹氏もその1人。

 主審は1次リーグA組のオーストラリア―ルーマニア戦のみだった。99年ウェールズ大会では岩下真一氏がARを務め、その後は15年イングランド大会まで日本人が途絶えている。

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