カヌー薬物混入で連盟の成田会長ショック隠せず「こんな感情を抱いたのは初めてです」

[ 2018年1月9日 17:06 ]

ドーピング問題について会見する日本カヌー連盟の成田昌憲会長
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 昨年9月の日本カヌースプリント選手権で、ライバルの小松正治選手のドリンクボトルに禁止成分を含むステロイドを混入させ、飲ませた鈴木康大(32)が9日、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)から8年間の資格停止処分を下された。

 日本カヌー連盟の成田昌憲会長は都内で会見し、「誠に内側に向けてカヌーの関係者には断腸の思い、誠に残念な思い。そして外に向けては誠に申し訳ない。謝っても謝りきれない問題をしでかしたこと、詫びても詫びきれない。何ともさびしい限りでございます。スポーツの関係者全ての方々に深くお詫び申し上げたい」と謝罪した。

 第一報が入った時の印象を問われ、「がく然としました。とにかく信じられない。まず最初に小松選手がドーピングをやったという情報が入った時にがく然として、そしてその次にもっと大きな衝撃が来たのが、小松が自分でやったのではなくて、仲間の中からやっちゃった奴がでちゃった。これはもっと大きな衝撃でありました。こんな感情を抱いたのは初めてです」とショックを隠しきれない様子。一昨年には国際連盟の総会で、ドーピングゼロ宣言をしている同会長は「完全に裏切られましたね」とがく然としていた。

 現在、日本代表は石川県小松市で合宿中で、被害者の小松選手も参加しているという。「とにかく上昇気流に戻していかないと。いまも合宿しています。小松で。“小松の小松”だと紛らわしいですけど、こんな寒い中でも小松で合宿しております。選手の皆さんもやっているので、早く上昇気流に乗せて気分良くやってもらわないと。そういうムードをつくっていきたい」と前を向いた。

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