【砂村光信 視点】雨が上がり 東海大仰星バックスの決定力生きた

[ 2018年1月9日 08:20 ]

第97回全国高校ラグビー決勝   東海大仰星27―20大阪桐蔭 ( 2018年1月8日    花園ラグビー場 )

<東海大仰星・大阪桐蔭>大阪対決を制して優勝を決め、歓喜に沸く河瀬(右から3人目)ら東海大仰星フィフティーン
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 天候の変化が東海大仰星に味方した。雨でピッチもボールも滑った序盤は大阪桐蔭がハイパントなどキックをうまく使い、相手のミスを誘発。だが、雨がやむと自陣からでもボールをつなぐ東海大仰星本来のラグビーが可能になり、バックスの決定力が生きた。スクラムが押されると2年生の右プロップを早めに投入するなど、選手交代も功を奏した。

 今大会は大本命と言われた東福岡をどこが倒すかが一つの焦点だった。強豪校が打倒・東福岡を目指して軒並み体のサイズアップを図り、ディフェンスを強化していたのが目立った。東福岡のSO丸山は飛ばしパスも裏へのキックも使えるため対戦相手はWTBの守備力が問われ、FBなど内側の選手と連係しながら守る意識が高まっていた。上位校のディフェンスのレベルアップが準決勝でのAシード校全滅を生んだ。

 東海大仰星のゴールキックがなかなか決まらなかったが、父・泰治氏の大工大高も初優勝した決勝でゴールを全て失敗している。その時の相手、秋田工が3回戦で東海大仰星と引き分け(トライ数で敗退)、復活を感じさせてくれたのはうれしい。(元U―23日本代表監督)

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