鎮西2冠、鍬田最多32点MVP 熊本に栄冠「恩返しできた」

[ 2018年1月9日 05:30 ]

春高バレー男子決勝   鎮西3―0洛南 ( 2018年1月8日    東京体育館 )

<春高バレー男子決勝 洛南・鎮西>ストレートで洛南を破り優勝し、喜びを爆発させる鎮西の選手たち
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 決勝が行われ、男子は鎮西(熊本)が3―0のストレートで洛南(京都)を下し、全国高校総体との2冠を達成した。大会は09年までの総体の記録を引き継ぐため、鎮西は21大会ぶり3度目の頂点に立った。最優秀選手賞は鎮西の鍬田が選ばれた。

 切れ味鋭いスパイクで洛南のブロックを何度も切り裂いた鍬田が、チームを2冠に導いた。日本代表経験もあるエースは両軍最多の32得点を挙げてコート上を支配。「地震ではたくさんの人に支えられた。最後は恩返しできた」。試合後のインタビューでは、人目をはばからず涙した。

 16年に発生した熊本地震の影響で体育館はほぼ全壊。練習場を求めて熊本県内や近隣県などを奔走した。往復に2時間かかり、練習時間は1〜2時間しか取れないこともあるなど、苦境を乗り越えた先につかんだ栄冠だった。

 名前の「憲伸」は、人気漫画「るろうに剣心」に由来。たくましい子に育ってほしいという願いを込めたという両親の願いの通り、21年ぶりのVロードを切り開いた。卒業後は全日本のエース、石川祐希(4年)が在籍する中大に進学する。「石川さんとは入れ違いになってしまうが、石川さんのようなチームを引っ張る存在になりたい」と決意を新たにしていた。

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