ウォリアーズ3戦全勝、カリー53得点奮闘“神”に並ぶハイスコア

[ 2015年11月1日 16:15 ]

ペリカンズの守備陣と競り合うウォリアーズのカリー(AP)

 開幕5日目となったNBAは31日に各地で6試合を行い、昨季の王者ウォリアーズは敵地ニューオーリンズでペリカンズを134―120(前半64―65)で下して3戦全勝。昨季のシーズンMVP、ステファン・カリー(27)は、36分の出場時間で自己記録にあと1点と迫る53得点をマークした。

 カリーは同一カードだった地元オークランドでの開幕戦(9月27日)でも40得点。同じペリカンズを相手に得点を量産した。この日はフィールドゴールを27本中17本、3点シュートは14本中8本、そしてフリースローは11本全部成功。第3Qには1クオーターの自己新記録となる28得点を挙げ、1人でペリカンズのチーム得点(26)を上回った。開幕から3戦の得点合計は118となり、これは89年のマイケル・ジョーダン(ブルズ)に並ぶハイスコア。自身のシーズン最多平均得点は13年シーズンの24・0だが、今季はまだ3試合ながら39・3という驚異的な数値を示している。

 ペリカンズは開幕3連敗。アンソニー・デービス(22)が26得点15リバウンドをマークしたものの、カリーの“猛爆”を阻止することはできなかった。

 ニックスは敵地ワシントンDCでウィザーズに117―100(前半59―56)で勝って2勝1敗。カーメロ・アンソニー(31)が31得点を稼いで勝利に貢献した。ウィザーズも2勝1敗。ブラドリー・ビール(22)が26得点、ジョン・ウォール(25)が25得点と先発の両ガードが奮闘したがおよばなかった。

 <その他の結果>

ジャズ(2勝1敗)97―76ペイサーズ(3敗)、グリズリーズ(2勝1敗)101―91ネッツ(3敗)、サンズ(2勝1敗)101―90トレイルブレイザーズ(1勝2敗)、クリッパーズ(3勝)114―109キングス(1勝2敗)

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