照ノ富士「チャンス逃したくない」 出場へ強力“三種の神器”

[ 2015年11月1日 05:30 ]

自分の体よりも大きいタイヤを持ち上げ体を鍛える照ノ富士

11月8日 大相撲九州場所初日

 大相撲の九州場所(8日初日、福岡国際センター)で右膝負傷を抱えながら出場の意向を示している大関・照ノ富士(23)に31日、強力な3つのアイテムがそろった。

 1つ目は特注サポーター。前日に日帰りで都内に戻って専門家から直接受け取り、この日から右膝に装着。福岡入り後、初めて相撲を取って幕下らと25番。前に出るだけでなく「怖さがなくなる」と左右の動きも披露した。

 2つ目は巨大タイヤ。大関によると重さは「250キロから300キロ」。申し合い後、斜めに傾けたタイヤを押し戻すスクワットで再び下半身強化に乗り出した。3つ目は酸素カプセル。ケガからの早期復帰を目指し先場所後に東京でも使用しており「怖いもんなしで場所に出られる」と前向きだ。

 先場所は12勝3敗で準V。今場所は高いレベルで優勝すれば横綱昇進の可能性も残る。3つのアイテムを心技体の支えにして勝負の場所に挑む。

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