白井の自動的五輪出場なし 国際連盟が見解を訂正

[ 2015年11月1日 01:38 ]

 国際体操連盟(FIG)は31日、世界選手権の男子種目別床運動で優勝した白井健三(日体大)に、自動的には種目別でのリオデジャネイロ五輪出場資格は与えられないとの見解を示した。白井が五輪代表になるためには、国内での選考会を勝ち抜く必要がある。

 リオ五輪に向けて設けられた規定では団体出場権を得ている国・地域の選手でも、種目別メダリストには団体の5人とは別枠で出場権が与えられると記載されていたが、FIGはこの内容を訂正した。FIGはこの日も一度は団体での出場権獲得いかんに関わらず、種目別メダリストに出場権を与えると説明したが、日本協会の広報担当者があらためて確認したところ、規定の「種目別メダリストが団体のメンバーでない場合、5人以上が出場できる」との一文は間違いと訂正したという。

 日本男子は五輪予選を兼ねた今大会で団体出場権を獲得している。(共同)

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2015年11月1日のニュース