帝京大 開幕5連勝、早大を92点粉砕 両WTBで10T爆発

[ 2015年11月1日 20:53 ]

<帝京大・早大>後半12分、トライを決める帝京大・竹山

 関東大学ラグビーは1日に東京・秩父宮ラグビー場などで4試合が行われ、対抗戦グループ5連覇を目指す帝京大は早大に92―15と圧勝して開幕5連勝とした。14トライのうち尾崎晟也(2年)が6トライ、竹山晃暉(1年)が4トライと両WTBで計10トライをマーク。早大は部史上公式戦ワースト失点、最多得点差での大敗となった。同じく対抗戦グループの明大は慶大を接点で圧倒して42―10と快勝。5戦全勝とし、優勝を懸けて15日に帝京大と直接対決(秩父宮)する。

 帝京大の尾崎と竹山は19年W杯日本大会での代表入りも期待される、強さとスピードを兼ね備えたスター候補2人。W杯で日本が南アフリカを破った試合をテレビ観戦して「興奮した」という尾崎は、優勝したニュージーランド代表のWTBミルナースカッダーを「ステップなどを参考にしている」と明かし、4年後のW杯を「ターゲットとしてやっているところはある」と話した。一方、「体は大きくないけどタックルや1つ1つのパスの精度が凄い」とニュージーランド代表のSOカーターへの憧れを口にした竹山は「まずは19年に目標を置いているけど、自分が一番充実していると思う23年大会を一番のターゲットにしている」と明かした。

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