4大会ぶり優勝ならず ラグビー豪州監督「負けたことがつらい」

[ 2015年11月1日 14:10 ]

 ラグビーの第8回ワールドカップ(W杯)イングランド大会最終日は10月31日、ロンドン郊外のトゥイッケナム競技場で決勝が行われ、世界ランキング1位のニュージーランドが同2位のオーストラリアに34―17で快勝し、史上初の2連覇を達成した。1987年の第1回大会と合わせて3度目の優勝は歴代最多となった。

 ニュージーランドはSOカーターのPGで得点を重ね、WTBミルナースカッダーのトライで前半を16―3とリード。後半は開始早々にCTBノヌーがトライを挙げ、カーターのDG、バレットのトライで突き放した。過去2度優勝で4大会ぶり制覇を狙ったオーストラリアは後半の2トライで一時4点差に迫ったが、反撃も実らなかった。両チームがW杯決勝で対戦したのは初めてだった。

 ▼オーストラリア・チェイカ監督の話 得点差は関係ない。負けたことがつらい。後半に巻き返す時間は十分にあり、実際にいいところまで迫ったが、要所での反則が痛かった。前を向き、自分たちのラグビーを引き続き進化させたい。(共同)

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2015年11月1日のニュース