宮里藍ら全英女子オープン会場で調整「なかなか手ごわい」

[ 2013年7月31日 08:12 ]

全英リコー女子オープン開幕に向けて調整する宮里藍

 8月1日に開幕する女子ゴルフのメジャー第4戦、全英リコー女子オープンに出場する宮里藍、宮里美香、森田理香子らが30日、会場となる英国北東部のセントアンドルーズ・オールドコースでプロアマ戦に出場して調整した。

 今月は試合に出ずに休養と調整に充てた宮里藍は、すっきりした笑顔を見せながら“ゴルフの聖地”で18ホール。激しい雨に降られる場面もあったが、ショットの目標地点やグリーンの状態を丁寧に確認し「(手前から)見えないバンカーが多く難しい。なかなか手ごわい」と話した。

 宮里藍にとっては2007年大会以来のセントアンドルーズ。6年前には最終日の17番で2連続OBをたたき、直後から極度の不振に陥った因縁の場所でもある。「こんなに早く戻って来られるとは。あれからいろいろあったが、自分なりに乗り越えてきた」と感慨深げだ。

 大スランプをくぐり抜け、09年の米ツアー初制覇から9度の優勝を果たし、28歳となった。日本の第一人者は「いい時間を積み重ねてきた。今回は自信を持って挑めると思う」と、経験を武器に悲願のメジャータイトルを目指す。(共同)

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