萩野 200自由形は5位、自己ベストマークもメダルならず

[ 2013年7月31日 06:00 ]

男子200メートル自由形決勝 1分45秒94で5位となった萩野公介

世界水泳第11日

(7月30日 スペイン・バルセロナ)
 男子200メートル自由形で、五輪を含めた日本勢初メダルの偉業はならなかった。勢いづく18歳の日本のエース、萩野は3位通過の準決勝後に「チャンスはあるかもしれない。精いっぱい頑張る」と話していた。残り50メートルの時点では7番手。そこから2人をかわし自己ベストの泳ぎを見せた。だが、銅メダルとは0秒35差。勝負は甘くなかった。

 昨年の自己記録は1分48秒52だった。今年4月の日本選手権で1分46秒28を出し、成長を証明した。昨年末から指導する平井コーチは「ストロークが大きくなり後半までエネルギーを使わないで泳げるようになった」と進歩の理由を挙げた。

 運動生理学が専門の日本水連の岩原競泳委員は強さを車に例え「エンジンがでかい」と表現。200メートル自由形でも重要なスピードを維持して泳ぎ続ける能力が高く、裏付けるデータとなる運動後の血液中の乳酸濃度も日本競泳選手として極めて高いという。

 「フリー(自由形)の強化は絶対。世界で戦うマルチな選手になるために必要なこと」と萩野は言い切る。最も表彰台から遠いとみられた種目で、メダルは逃したが、可能性は感じさせた。次は得意とする残り4種目に切り替えて臨む。

 ◆萩野 公介(はぎの・こうすけ)1994年(平6)8月15日、栃木県小山市生まれの18歳。東洋大1年。生後5カ月でベビースイミングを始め小2時のジュニアオリンピック杯(9歳以下)で50メートル背泳ぎと200メートル個人メドレーで全国初優勝。作新学院高1年時の10年にパンパシフィック選手権日本代表。同3年時の12年にロンドン五輪男子400メートル個人メドレーで銅メダル。今年4月の日本選手権で大会史上初となる5冠を達成した。好きな食べ物はイチゴ。1メートル77、70キロ。

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