室伏 2投目で予選通過!2度目金へ貫禄発進

[ 2012年8月3日 21:00 ]

男子ハンマー投げ予選 2投目で78メートル48をマークし決勝進出を決めた室伏広治

 男子ハンマー投げ予選A組で室伏広治(ミズノ)が2投目に78メートル48をマークし、5日の決勝進出を決めた。

 1投目は今季自己ベストの77メートル18だった。陸上男子ハンマー投げの室伏は自動的に予選通過が決まる78メートルに届かず、やや不満をのぞかせた。2投目で78メートル48をマークすると小さくガッツポーズ。

 2004年アテネ五輪の金メダルは1位選手のドーピング違反で繰り上がった。「今度こそクリーンな形で表彰台の真ん中に立ちたい」と臨んだ集大成となる4度目の五輪で37歳の「鉄人」が世界王者らしく、貫禄の滑り出しをみせた。

 決勝は5日(日本時間6日未明)に行われる。

 ▽室伏重信氏の話 1投目の記録で十分次に進めるから、もう一回投げるかどうかを本人と話し合った。結局、本人は2投目を投げた。調子、動きはいい。こちらに早めに入ってきて、その後の練習を見ていても、日に日に良くなっている。(共同)

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2012年8月3日のニュース