入江 200背は銀!!金まであと0秒37

[ 2012年8月3日 04:00 ]

男子200メートル背泳ぎ決勝 2位でゴールし、声援に応える入江陵介

ロンドン五輪競泳

 男子200メートル背泳ぎ決勝で、入江陵介(イトマン東進)が1分53秒78で銀メダルを獲得した。100メートル背泳ぎの銅メダルに続いて2個目のメダルとなった。

 5レーンを泳ぐ北京五輪金メダルのライアン・ロクテ(米国)を隣に、入江は必死に食らいついた。半分の100メートルを2位でターン。150メートルでもロクテと0秒23差の3位につけて、得意の“差し”に入った。

 しかし、4レーンのクレアリー(米国)もピッチを上げ、ラスト30メートルでは横一線。入江は必死のスパートをかけたが、最初に手をついたのはクレアリーだった。あと0秒37、届かなかった。

 「ずっと金メダルを夢見てやってきた。ちょっと悔いはあるけど、色んな人に支えられ、声を枯らして応援してくれる仲間の中で泳ぐことができて、本当に最高に幸せです」と涙ぐんで話した入江。「(金メダルの)クレアリーは本当にいい選手。高めあえる仲間」と勝者を祝福し、自らの銀メダルに胸を張った。

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2012年8月3日のニュース