伊藤4位、上山5位 惜しくも初のメダルは逃す

[ 2012年8月3日 23:57 ]

男子個人決勝で4位になり、メダルに届かず悔しそうな伊藤正樹

ロンドン五輪トランポリン

 男子決勝で、伊藤正樹(金沢学院大ク)が60・895点で4位、上山容弘(大体大大学院)が60・240点で5位に入った。日本のトランポリン史上初のメダルは惜しくも逃した。

 高く美しく、安定したジャンプを見せた伊藤は演技を終え晴れやかな笑顔とともにガッツポーズ。予選を超える点数をマークしたが、惜しくもメダルには届かなかった。

 金メダルは董棟(中国)が62・990点で獲得した。

 ▽伊藤正樹の話 メダルと公言してきたので、達成できずに悔しい。4年前とは比べものにならないくらい強くなった。演技的には満足。メダリストの3人を倒すつもりで、もう一度チャレンジしたい。

 ▽上山容弘の話 この4年間で培ったもので入賞することができた。やっと独り立ちしたと、(他界した)父に報告したい。これからもできる限り競技を続けていきたい。最大限のことはやったが、メダルには届かなかった。

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2012年8月3日のニュース