重量挙げ銀の三宅が帰国「温泉行きたい」 父は4年後「金」期待

[ 2012年8月3日 19:45 ]

ロンドン五輪から帰国し、銀メダルを手にポーズをとる重量挙げ女子48キロ級の三宅宏実選手と父の義行コーチ

 ロンドン五輪の重量挙げ女子48キロ級で銀メダルを獲得した三宅宏実選手(26)=いちご=が3日、成田空港で帰国会見し「アテネ、北京の時は家でメダルを取った方の帰国を見ていた。本当に幸せ」と笑った。日本でやりたいことは「支えてくれた方にあいさつ回り。時間があれば、温泉が好きなので行きたい」と話した。卓球の福原愛選手(23)=ANA=からお祝いの髪留めをもらったことも披露した。

 重量挙げで日本女子初のメダルを獲得した裏には、試合当日にピタリと好調の波を合わせる綿密な調整や対戦相手についての情報収集があったという。今後は53キロ級に戻すが、4年後の五輪については未定。1968年メキシコ五輪銅メダルの父義行さん(66)は「金を取ったら家族でそろう」と期待した。

 初出場で同級6位入賞を果たした水落穂南選手(19)=平成国際大=は「緊張はしたけれど、楽しくできた」と述べた。

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2012年8月3日のニュース