早川&蟹江3回戦敗退 強豪韓国に屈し個人はメダル逃す

[ 2012年8月3日 06:00 ]

女子個人3回戦、韓国の奇甫倍(奥)に敗れた早川漣

ロンドン五輪アーチェリー

 日本の挑戦が終わった。個人3回戦で韓国の強豪に敗れた早川が「思い切りうてたので良かった」と振り返れば、蟹江も「自分の力を発揮できた部分はある」と手応えを口にした。

 先に登場したのは韓国出身の早川。団体金メダルの奇甫倍を相手に粘りきれず、3セットで勝負が決まった。蟹江も流れに乗りきれなかった。第2セットまでリードを奪いながら、第3セットの3射目は大きく中心を外して6点。ここからロマンにひっくり返された。

 29日の団体で、川中と組んだ日本の3人はチームの一体感を武器に銅メダルをつかんだ。だが個人では早川と蟹江が2勝ずつ挙げるにとどまり、川中は初戦敗退。大舞台でもうひと花とはいかなかったが、銅メダルによってこの競技を世間に大きくアピールした。早川は「アーチェリーが日本にもっと広まって、興味を持ってもらえれば、日本も韓国と戦えるようになる」と笑顔を見せていた。

続きを表示

2012年8月3日のニュース