佐々木に苦しめられた王者林丹「スピード上げることできなかった」

[ 2012年8月3日 11:08 ]

男子シングルス準々決勝、北京五輪金メダルの林丹(中国)に1-2で敗れた佐々木翔

ロンドン五輪男子シングルス

 男子シングルス準々決勝で、攻撃的な佐々木のプレーに苦しめられた林丹は、第2ゲームを落とし「あのゲームではスピードを上げることができなかった」。地元中国の2008年北京五輪では1ゲームも落とさずに金メダルを獲得しており、五輪でゲームを奪われたのは04年アテネ五輪以来だった。

 最終ゲームも15―14と追い上げられたが、勝負どころでの強打で突き放し、世界ランキング1位の底力を見せた。昨年のインドネシア・オープンでは佐々木に敗れていただけに、最後はお互いの健闘をたたえ合うようにネット越しに握手した。(共同)

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2012年8月3日のニュース