ソウルで危機救った斉藤氏　上川へ「覚醒しろ」

ロンドン五輪柔道

　８８年ソウル五輪で最終日の９５キロ超級（現１００キロ超級）で金メダルを獲得し、日本の危機を救った斉藤選手強化副委員長は「俺のときは五輪の経験もあったし、右膝の半月板のケガがあったから、逆に重圧はなかった」と振り返る。

　今回は解説者として試合を見守っているが「重圧を背負うのが五輪。上川は（１０年の）世界選手権で１試合ずつ覚醒していったように、今回も覚醒していけばいい」と男子の金メダル死守へエールを送った。