日本女子団体 84年ロス五輪上回る7位

[ 2012年8月3日 06:00 ]

女子フルーレ団体準々決勝でロシアに敗れた日本の(左から)池端、菅原、西岡、平田

ロンドン五輪フェンシング

 女子フルーレ団体で、池端花奈恵(京都・乙訓高教)西岡詩穂(ネクサス)菅原智恵子(宮城ク)平田京美(岐阜トヨタ自動車)の日本が84年ロサンゼルス五輪の8位を上回る7位となった。

 日本は初戦の準々決勝で北京五輪金メダルのロシアに17―45で完敗。5~8位決定予備戦でも米国に22―44で敗れたが、7、8位決定戦で英国に30―21で勝った。ただ、団体で初のメダル獲得を目標に掲げ、強化に取り組んできただけに選手たちの心境は複雑だ。菅原は「個人戦の勢いを団体戦につなげたかったけど、相手も世界上位なので通じなかった」と力の差を認めた。個人では菅原が7位、池端が8位とダブル入賞。戦力が充実してきたかに思えたが、表彰台への道はまだ長い。

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2012年8月3日のニュース