さくらジャパン 3連敗で準決勝進出消えた

[ 2012年8月3日 06:00 ]

日本―韓国の前半、ディフェンスする村上(左)と中川(奥)

ロンドン五輪ホッケー女子1次リーグA組

 ライバル韓国との対決に敗れ、3連敗で準決勝進出の可能性が消えた。安田監督は「3試合目は鬼門。心配していた動きが落ちた」と連戦の疲れで頼みの機動力を欠いたことを敗因に挙げた。

 前半21分には岩尾のパスに駒沢が飛び込み、25分には山本が右45度からシュートを放った。だが、ネットを揺らすことはできず、流れは相手に移った。後半は足が止まった。7分にペナルティーコーナーから失点すると、追い上げる力はなかった。主将の山本は「後半はボールが前につながらなかった」と話し、攻守の要の駒沢も「自分たちの運動量が上がらず、相手のスピードに翻ろうされた」と肩を落とした。

 後半の日本のシュートは「0」で、大半の時間は自陣にくぎ付けだった。安田監督も「あれだけペナルティーコーナーを取られて1点でよく抑えた」とも話した。

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2012年8月3日のニュース