男子柔道初の金ゼロ 上川も2回戦負けでメダルなし

[ 2012年8月3日 18:51 ]

男子100キロ超級2回戦、イハル・マカラウ(ベラルーシ)に優勢負けした上川大樹

ロンドン五輪柔道

 男子100キロ超級2回戦で、上川大樹(京葉ガス)がイハル・マカラウ(ベラルーシ)に優勢負け。男子柔道は史上初めて金メダルなしの大会となった。

 両者ポイントを奪えないこう着状態が続くが、2分30秒すぎに背負い投げからけさ固めに入られた。19秒で何とか抜け出したが有効を奪われ、上川は体落としなどで逆転を狙ったが、そのまま逃げ切られた。

 上川は1回戦でグアテマラの選手に一本勝ちしていた。

 上川は「優勝しかないと思っていた。抑え込まれたときは無我夢中でした。自分が弱かった。ずっと金メダルを取る目標だったので悔しい。監督からは自分の柔道をしてくれと言われた」と語り、4年後のリオデジャネイロ五輪への挑戦を聞かれると「終わったばかり。自分の中で整理したい」と暗い表情のままだった。

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