薬物使用証言のハミルトン氏がメダル返上

[ 2011年5月21日 19:57 ]

 2004年アテネ五輪の自転車男子個人ロードタイムトライアル覇者のタイラー・ハミルトン氏(米国)が米国反ドーピング機関(USADA)に金メダルを返上したと20日、同機関が発表した。

 ハミルトン氏は19日のテレビ番組で、元同僚のランス・アームストロング氏(米国)とともに禁止薬物を使用していたと証言し、注目を集めていた。

 ハミルトン氏は、国際オリンピック委員会(IOC)が検査の不備で摘発を断念したものの、アテネ五輪で血液ドーピングを疑われた。09年には禁止薬物の使用でUSADAから8年間の出場停止処分を受け、この年に引退を表明している。(この項共同)(共同)

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2011年5月21日のニュース