藍 ベスト8入りに自信「ようやくかみ合い始めた」

[ 2011年5月21日 10:50 ]

2回戦の1番でティーショットを放つ宮里藍

 USLPGAツアー、サイベースマッチプレー選手権第2日は20日、米ニュージャージー州グラッドストーンのハミルトンファームGC(パー72)で2回戦(18ホール)を行い、宮里藍(25=サントリー)は韓熙円(韓国)に3アンド2で勝って、ベスト16に駒を進めた。3回戦では朴仁妃(韓国)と対戦する。第1シードのチェ・ナヨン(韓国)、世界ランキング1位のヤニ・ツェン(台湾)も順当に勝ち進んだ。

 今季の不振からの脱出に兆しを見せた。宮里藍は開始からショット、パットとも絶好調だった。1番で2・5メートルを沈め、バーディー。2番パー5でも第3打を30センチにつけてバーディーを奪い、好スタートを切った。
 パットに苦戦する韓熙円に対し、さらにリードを広げた。14番ではアプローチを寄せ切れずにボギーとしたものの、16番をパーで分けて勝負あり。「前半にリードしても、しっかりと気を引き締めて自分のプレーができた」。久々に発揮した集中力と勝負強さに胸を張った。
 次は朴仁妃と対決。「すごく飛んで、パットがうまい」と警戒しつつも「私のプレーもようやくかみ合い始めた」とベスト8入りに自信を漂わせた。(共同)

続きを表示

2011年5月21日のニュース