入江、男子200背で圧勝!今季2度目の1分54秒台

[ 2011年5月21日 20:00 ]

男子200メートル背泳ぎ決勝 1分54秒55で優勝した入江陵介

 競泳のジャパン・オープン第2日は21日、大阪なみはやドームで行われ、男子200メートル背泳ぎは世界選手権(7月・上海)代表の入江陵介(イトマンSS)が1分54秒55で圧勝した。男子400メートル個人メドレーは堀畑裕也(日体大)が4分12秒96で優勝。女子200メートル背泳ぎは酒井志穂(ブリヂストン)が2分8秒38で勝った。50メートル平泳ぎの女子は14歳の渡部香生子(JSS立石)が前日の100メートルに続く中学新記録となる31秒83で2冠に輝き、男子は立石諒(慶大)が27秒98で制した。女子400メートル個人メドレーは大塚美優(スウィン大宮)が4分38秒05の高校新で勝った。

 練習の疲れが体に残った状態で、4月の世界選手権代表選考会に続く今季2度目の1分54秒台をマークした。男子200メートル背泳ぎで、同じ世界選手権代表の2位渡辺に3秒以上の大差をつけた入江は「(今大会に向けて)めちゃくちゃ調整をしたわけじゃない。まずまずの出来だと思う」と納得顔だった。

 今季、この種目で1分56秒を切っているのは世界でも入江だけだ。7月の世界選手権では、銀メダルだった2009年大会の雪辱を期す。21歳のエースは、最大のライバルと目されるロクテ(米国)に言及し「彼のベストは1分53秒82。1分53秒台の前半を出せれば優勝争いができる」とさらなるレベルアップを誓った。

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2011年5月21日のニュース