遼くん狙い通り!隣ホールからイーグルで11位に浮上

[ 2011年5月21日 06:00 ]

<とおとうみ浜松オープン2日目>最終9番、イーグルパットを決め、ガッツポーズの石川遼

男子ゴルフツアーとおとうみ浜松オープン第2日

(5月20日 静岡県浜松市・グランディ浜名湖ゴルフクラブ=7028ヤード、パー72)
 石川遼(19=パナソニック)が大胆なコース攻略法でイーグルを奪った。最終9番パー5で右隣にある17番のフェアウエーを狙い、そこから9番グリーンに2オンさせてイーグルフィニッシュ。強風の中で68とスコアを伸ばして通算8アンダーの11位に浮上した。すし石垣(37=ゴルフパートナー)と星野英正(33=フリー)、ウェンチョン・リャン(32=中国)が通算11アンダーで首位に立った。
【第2R成績】

 思い切り右に飛んだのに“ファー”の掛け声はない。石川も気にすることなく悠然と歩きだした。ただし、正面の9番フェアウエーではなく、右隣の17番に向かって。

 正規のルートではなく、17番にお邪魔する右回りのルートを選んだ。この日の9番のピン位置は手前から9ヤード。グリーン手前がすぐ池になっており、フェアウエーからでもイーグルチャンスにつけるのは容易ではなかった。ただし、17番から狙えば手前に池はなく、花道も使える。「イーグルの確率はそっちが高い」と判断した結果だった。

 薗田峻輔から「17番を使うルートもあるらしいよ」と聞かされたのは開幕前日。初日は薗田が実際にそう打っているのを見たが、石川自身は踏み切れなかった。「なんか邪道なのかなと思って少し気が引けた。きょうもそっちに打っていいのかという自分がいたけど、結局打っちゃいました」

 練習日にも一度も試したことはなく、17番フェアウエーまでの距離もあやふやで狙う方向も定かではなかった。そもそも隣のホールのフェアウエーを狙って打つということが、ゴルフ人生で初めての経験。それでも「たぶん、こっちで合ってるだろう」という勘を頼りに見事フェアウエーを捉え、2打目も狙い通りにイーグルチャンスに。6メートルのパットを沈めるとパターを突き上げた。

 この日は池田や矢野らも同様のルートを選択したが、イーグルは3人だけ。石川も「とりあえず決勝ラウンドに向けて参考にした」というしたたかな計算もあった。前半はショットが乱れて予選落ちもちらついたが、終わってみれば首位と3打差。「早く2桁アンダーに乗せて最終日に優勝争いがしたい」と伸ばし合いの気配漂う決勝ラウンドを見据えた。

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