バイアスロン芙由子「自然体」で上位狙う

[ 2010年2月8日 08:34 ]

本番会場で初練習する鈴木芙由子

 バンクーバー冬季五輪のバイアスロンに出場する男子の井佐英徳と女子の鈴木芙由子(ともに自衛隊)が7日、本番会場のウィスラー五輪公園で初練習に臨んだ。初めて五輪に挑む21歳の鈴木は「目標を置くと力んで悪い方にいく。何も考えないように」と自然体を強調した。

 バイアスロンの日本勢は男女1人ずつで、2人は6日に現地入りしたばかり。3度目の五輪となる33歳の井佐は時差ボケや移動の疲れなどを考慮した軽めの内容で、射撃を入れて3・3キロのコースを8回滑った。目標とする8位入賞に向けて「コースを確認した」そうで「カーブが多い」という印象を持った。
 ターンなど急な下りが苦手という鈴木もコース状況を確かめ「ここは下りも簡単で自分に向いている」とひと安心した。
(共同)

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2010年2月8日のニュース