朝青龍の後継者へ…豪栄道トーナメント優勝

[ 2010年2月8日 06:00 ]

<日本大相撲トーナメント>支度部屋で優勝した豪栄道(左)と握手する白鵬

 幕内トーナメントは幕内・豪栄道が準決勝で白鵬、決勝で琴欧洲を撃破。日本人力士として7年ぶりの優勝を飾った。この日は敢闘賞も受賞し、優勝賞金などを含めて320万円をゲット。

 初場所で朝青龍から初金星を挙げた若手有望株は「体がよく反応しました」と興奮気味で「優勝は幕下以来だからうれしい。春場所に向け、いい弾みになります」と満面に笑みを浮かべた。
 朝青龍には出稽古などで胸を出してもらうなど、日頃からかわいがってもらった思い出がある。電撃引退にはさすがに驚きを隠せず「自分も体が小さいので見習うところが多かった。目標の人だった…」としんみり。それでも、周囲の「朝青龍の後継者に」の声には「そうなるように頑張ります」と力強くうなずいた。

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2010年2月8日のニュース