37歳…元幕内・北桜が十両復帰へ前進

[ 2009年5月18日 19:37 ]

 【大相撲夏場所9日目】西幕下2枚目の徳瀬川(桐山部屋)が5勝目を挙げ、来場所の新十両が濃厚となった。幕下上位で足踏みしていただけに喜びもひとしお。モンゴル出身の25歳は「とにかく下がらないことだけ考えている。これからです」と息を弾ませた。

 昇進すれば、1995年創設の桐山部屋からは初の関取誕生となる。師匠の桐山親方(元小結黒瀬川)は安堵の表情で「今場所のように前に出る相撲を取っていれば上でも通用する」と喜んだ。
 また元幕内で西幕下筆頭の北桜(北の湖部屋)は勝ち越しを決め、十両復帰へ大きく前進。37歳5カ月での再十両は戦後2番目の高齢昇進だ。「年齢的に終わっているのに、相撲を取らせてもらった」と師匠、家族、ファンへの感謝を口にした。

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2009年5月18日のニュース