アガシも太鼓判?ウィンブルドン新屋根を閉めてテスト

[ 2009年5月18日 09:22 ]

 開閉式屋根が設置されたテニスのウィンブルドン選手権のセンターコートで17日、テストを兼ねたエキシビション試合が実施され、プレーした元名選手のアンドレ・アガシさん(米国)は「(反響する)打球音が選手の気持ちを高めるだろう」と好印象を口にした。

 満席の約1万5000人の観客が入った状態で、約8分をかけて半透明の屋根を閉めてから試合を始めた。アガシさんは妻で元女王のシュテフィ・グラフさん(ドイツ)と組んだ混合ダブルスとシングルスを行った。屋根を閉めた時に湿気をいかに逃がすかが課題だったが、強力な空調設備で解消した。地元の人気選手だったティム・ヘンマンさん(英国)は「湿気はないし、芝も滑らなかった」と太鼓判を押した。
 132年の歴史がある同選手権は、6月22日に開幕する今年の大会で新時代を迎える。(共同)

続きを表示

2009年5月18日のニュース